骨董品や不思議な物を集めるのが好きな祖父が持っていた絵画になります。

祖父いわく、私の家には3枚の絵があると言っていて、
その中の一枚になります。
3枚とも不思議な絵でその中でも祖父が一番大切にしていた絵だと聞きました。
また、3枚の絵の中で一番恐ろしい絵だとも言っていたみたいです。
絵に関しては祖父から話を聞いた父から聞いたのですが、
生前、祖父が蚤の市でこの絵の前を通ると
「ねぇねぇ」と女性の声が聴こえ、祖父の目に留まったらしいです。
勿論、販売していた方は男性だったと聞いています。
祖父は不思議な物に出逢えたと即購入したみたいです。
家に来てからは祖父が寝ている時に啜り泣く声が聞こえる。
持っている花が光って見えるといった事が度々、起こる様になったみたいです。
祖父は不思議な体験が出来て凄く喜んでいたみたいですが、
ある時から絵をしまってしまって、絵の事も話さなくなってしまったみたいです。
また、「あの絵は恐ろしすぎるから私が死んだ時は棺桶に入れてくれ。悪いものはすべて俺が持って行く。」と言っていたみたいですが、父はなぜだか絵が恐ろしくて棺桶には入れれなかったと言っていました。
最近、父から話を聞き出てきたのですが、
見つけた時には裏にお札が貼られていました。
不思議な事にお札の一部が焦げておりましたが、
絵には焦げ跡等はありませんでした。
父が処分してくれるならと出してくれたものです。
お好きな方にお譲り致します。